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アンプ→スピーカー接続ケーブル論争1 [オーディオ]

私も長岡鉄男氏のファンの1人ですが、スピーカーケーブルを氏が使用していた5.5mm2になかなか踏み切れず、ずっとVCTFキャプタイヤケーブル1.25mm2を使っていました。
最近、長岡氏の文献(「アンソロジー 長岡鉄男」出版:音楽之友社)でスピーカーケーブルの記述を見つけました。

「(スピーカーケーブルの材質としては)銅が有利。銅の中では4Nより5N、5Nより6Nと純度の高いほうが有利と思うが、Nがひとつふたつふえたことによる違いよりは、断面積や物性面、構造、被覆による違いの方がはるかに大きい。それも一筋縄ではいかないから厄介だ。たとえば断面積は大きい方がいいのだが、大きすぎてもよくない。ベストの断面積があるはずだが、これも一律に決められない。ケーブルの全長、アンプ、スピーカーのキャラクター、音の好みによって変化する。
銅線の硬度については硬くて曲げにくい方がパワフルでハイスピードだが、共振によるくせが出やすい。柔らくて曲げやすい方がくせが少なくしなやかだが力がなく芯がない。一長一短なので好みで選ぶしかない。
撚線か単線かの問題も同様で、単線の方がハードでシャープでダイナミック、透明度が高いが、固有音が出やすい。撚線でも一本ずつの線径がΦ0.08mmまでいろいろあるが、太くなるにつれて単線に近づく。これも好みで選ぶしかない。」(つづく)
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自作スピーカー内配線について [オーディオ]

長岡鉄男氏によると
「スピーカー内部配線はそれほど太いものでなくて良く、1.25mm2~3.5mm2のもので良い。」(「長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術1」出版:音楽之友社)とのことです。
同書によりますと、その理由は2つ。
・5.5mm2のような太い線をスピーカーにはんだ付けすることが困難
・どの道50cm程度の短い線なので、音質にあまり影響しない
からだそうです。
蛇足ですが、氏はメーカー製スピーカーも同様に細い線を使用しているとのこと。

自分自身は何気にいままで1.25mm2の線を使っていましたが、それほどこの線によって、音質が劣化した記憶はないので当たっていると思います。
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現代の若者のオーディオに対する関心傾向 [オーディオ]

独断と偏見で私見を述べます。
現代の若者はスマホに圧縮したMP3かAAC音楽をイヤホンで再生した音楽を聴いて満足していると思います。
自分の身の回りの若い人を見るとそう思わざる得ません。
良くて、イヤホンをオーバー型ヘッドフォンに変えるくらいです。
だから、名門スピーカーメーカーのJBLですらヘッドフォンを発売しているのでは?
国内オーディオ各社も高級イヤホンやヘッドフォンの開発に躍起です。
音楽を聴く形態が変わってきたのでしょうか?若い人は部屋でフルサイズコンポの音を部屋でスピーカーで聴くということをしませんね。
私たちが高校生の頃が1970~80年代オーディオブーム全盛期で、でもお金がないからコンポにお金がかけられず妥協していました。現在は、そこ頃できなかったことをやり直しているような気がします。
そうすると、現代のフルサイズコンポ市場を支えているのは、50歳以上の高年齢者層ですね。
しかし、若い人には目覚めてほしいですね。イヤホンやヘッドフォンで聴く音楽とスピーカーで聴く音楽は別次元。音像定位、楽器音の広がり、ダイナミックレンジどれをとっても圧倒的に魅了されます。
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いい加減に海外製品礼賛はやめましょうよ [オーディオ]

(一部再掲)雑誌<音楽の友>1965年4月号掲載のオーディオ・ア・ラ・カルトで故長岡鉄男氏が「オーディオ心理学」というタイトルでブラインド・ホールド・テストいわゆるブラインドテストについて寄稿しています。FM東海主催で数百名のオーディオファンを集めて実施されたそうです。1回目のスピーカーのテストでは機種を明示して実施。結果は定評がある機種が上位を占め、2回目のカートリッジ(アナログプレーヤーから針を通して音を取り出す心臓部の部品です)のブラインドテストを実施したところ、1位は国産の新製品で、有名な海外製品はかなり下位に落ちたとのこと。
あと、同様に長岡鉄男氏がブラインドテストについて寄稿された記事を読んだことがあります。1971年FMfan5号(FMfan特別編集MOOK21「開拓者・長岡鉄男」にも転載されています)に掲載された記事です。長岡氏を含め複数の方々がアナログプレーヤーにカートリッジのブラインドテストを実施したところ、安価な国産が高価な海外製品に勝ってしまうことが起こり、テストが中止されたそうです。その場の結論は「海外製品の価値は外観の美しさも含めて評価すべきだ。」とされたそうです。アンプ、スピーカーもブラインドテストこそ実施されていませんが、長岡氏は国産オーディオと海外製オーディオに音質的な差はないとしています。
安価な国産機が高価な海外製品に音質で勝つということは、既にこの時代から知られており、今に始まったことではないということです。それを長岡鉄男氏が寄稿したということは、名だたるご高齢のオーディオ評論家の皆さんは十分承知していたはずです。
また、長岡氏は1979年週間FM7月25日号(ONTOMO MOOK「長岡鉄男 観音力アンソロジー」にも転載されています)で「オーディオ評論は可能か」というタイトルで以下のように述べています。所詮、オーディオ雑誌は企業からの広告収入で成り立っている。だから、欠点だらけのものを挙げて徹底的に叩くということができないから、評論しないというスタンスをとるしかないのです。だから、長岡氏は海外製品の評価をしていないものが多いと推定されます。
この姿勢は氏がオーディオ評論を続けた1999年まで貫かれています。
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